2018-08-16から1日間の記事一覧

『戦前の生活』

ざっくりライトなライター本でした。戦前の生活トリビアみたいな。

『命売ります』三島由紀夫

エンタメ。超巧い。

『天体議会』長野まゆみ

高校生の頃挫折したんで、私は長野まゆみバージンでした。オタク趣味で原稿のお供にラジオドラマ聞いてたら、読みたくなりました。 ドラマCD「天体議会」原作:長野まゆみなるほど、こういう文体しぬほどオタクの二次創作小説で読んだなっていうご先祖に当た…

『早稲田文学 増刊女性号』

「女流文学」「女性作家」とカッコ付きになったとき、それは二流、傍流という意識が昔はなきにしもあらずでした。恥ずかしながら。そういう文壇シーンも含めて読んで感慨深かったです。

『絵本の力』河合隼雄

講演なので、そこまで深いかんじではないんだけど、絵本の独自性について。絵本の編集者の作り手としての言葉、子を失ったという喪の中で絵本に出会った大人が絵本について語るなど。

『東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ』

読まなきゃ。で、20年近く読んで無かった本ですけど、やっと読んだら超面白いよこれ。00年発行で18年経ってもあんまりなんにも解決してねええええ! 問題を設定する精度がすごい。社会と世界と対決だよ。生きるって、こんなに大変なことなんだな…。ケンカハ…

『校正のこころ』『校正のレッスン―活字との対話のために』大西寿男

職業的生き方を自己肯定する本。妙な反発心を抱えながら読了してしまった。

読んだ本一言メモ