赤い靴

『赤い靴』という映画を見ました。
バレエの映画です。
この映画を見て芸術の何たるかを知りましたー、みたいな大げさな感想文が付いてるのを、マンガか何かの後書きで読んだので気になっていました。


美しいし、厳しいし、そしてとても楽しいし、悲しいし、それも幸せだし、いい映画でした。
2時間に物凄い密度があると感じているのに退屈なんだから長いんじゃなくて、永遠の時間でありました。のめり込んで、出て来れなくなるかと思いました。
美しい映画であります。当時のカラー映画ができた最高の技術を投入されたそうで、CGとは違う質感の色が美しかったです。
事実は小説よりも奇なりといいますが、よくできた小説のほうが面白いよね。作り事の力を思い知りました。