2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧

『ページをめくれば』ゼナ・ヘンダースン

最近、奇想コレクションというシリーズをずっと読んでて、全部奇書っぷりに驚愕してたけど、これはどのへんが奇書???と思ってたら1950年のアメリカの女教師が書いたっていう時代背景合わせて、奇書でした。学校で起きるちょっと不思議な話+古きよきアメ…

『ブラックジュース』マーゴ・ラナガン

自己憐憫とか無償の愛とかなんか、幼い愛というか、根源的なとこでぐらっとくるような心の機微を書いてて、なんか本読むときより同じゲーム何回も遊ぶ時みたいな、変な読み方してました。「沈んでく姉さんを見送る歌」って短編がやたら中毒性が高くて5回くら…

『宇宙船レッド・ドワーフ号2 - 素晴しきかな人生』

読んでよかったダメ人間とクズ人間賛歌にして、まぁ、そのなんだ人間賛歌と2回も言っちゃうくらいポジティブな娯楽でした。笑えてちょっといい話でしかもクズなので気負いがなくて、最高でした。クズは死すべしみたいな話好きなんだけど、クズよ生きよ地に増…

『宇宙船レッド・ドワーフ号 完全ガイド』

面白かった。唯一の問題は、映像を見たことが無いことなんだけど。

『マインドスターライジング』ピーター・F・ハミルトン

クズ。電車で開いて、渋谷から秋葉原までの間で飽きる。

何にもする気が起きなくてだらだら本読んでました。SFばっか読んで最後は飽きました。

『TAP』グレッグ・イーガン

医療SFネタで一発勝負。SFとしてはアイデアは十分楽しいけど、そのほかの部分の読みどころは単純かも。

『あのころの未来 星新一の預言』最勝葉月

いまいちってか、いまさんくらい。題材が時事の科学ネタだってこともありますが、何よりエッセイっていうジャンルが、ネットのブログの記事みたいな、錬度ってかアウトプットとしてあんま練られてないかんじが読み応え無いと感じたのかもしれません。気合の…

『フェッセンデンの宇宙』エドモンド・ハミルトン

古いSFの滋味を、何の気兼ねもなく味わい放題でした。今ではどこかひ孫とかその玄孫くらいの作品で出会ってるアイデアの原点を、作品として読めるっていい体験でした。

『最後のウィネベーゴ』コニー・ウィリス

女にしか書けない、女ってかんじの女。最近SFばっかり読んでたから、こういう生生しい女は読んだ瞬間に、女の小説だとわかるのが、いかにSFであんまり出会わないタイプの作家だったかという。で、それがSF小説になって両性に向けた読み物になってるのがいい…

何にもする気が起きなくてだらだら本読んでました。SF短編集3冊続けて読んでたから後で混ざりそうです。

『新しい太陽の書』ジーン・ウルフ

1巻目が2ヶ月かかって、2巻目が1週間、3、4巻が2日でした。面白かったです。最初は完全に剣と魔法のファンタジー。久しぶりのファンタジー過ぎてちっとも読む気が続かなかったけれども、ネタがSFになってく後半はあっという間でした。 最初はえらく格調高い…

ミネハハ

駄作。同じ原作を元にした「エコール」はかなりいい映画でしたが、これは・・・ エコールはペドいだけでなく、雰囲気がすごくよくて、美少女がころころしてるよい映画でした。キュンとしたら、犯罪者な気がするくらいピュア。しかしこっちは、また、アクの強…

のび太と鉄人兵団

リメイクを観て、あー面白かったー と堪能しましたが、なんか安全な娯楽になってて、旧版のおそろしいだけのロボとか、無常観が薄いようなーと思って旧版を見たらそうでもなかった。だいぶ無理のある展開の映画で、今見ると単調だったりするとこあるので、大…

スペイン語のしくみ

学生時代中国語でよかったと心の底から思いました。誰だよスペイン語が簡単とか言ってたの。 でも、よく目にするものの、なんとなく謎なまんまにしてた理屈がわかるようになったので読んどいてよかったです。勉強する気はないけど他のも読もう。

最も危険な遊戯

これは面白かった。あらすじは複雑だけど、プロットが単純で映画ってすごい。俳優個人の魅力に負うところがすごく大きいので昔の人ってすげぇなと思うのでした。

野獣死すべし

松田優作観るの2本目。私の考えるだめな昭和映画ーみたいなかんじでした。なんだろう、なんでだ。他のは面白かったんだけど。面白いんだけど、なんか飽きるところも目につく。3本くらい同じ時期の映画続けて見てたせいかもしれませんが。 あと、私たぶんこの…