ディストピア

『チグリスとユーフラテス』新井素子

私は新井素子作品が読みたいので読みました 私は新井素子作品が読みたいので読みました 私は新井素子作品が読みたいので読みました 私は新井素子作品が読みたいので読みました ワタシハアライモトコサクヒンガヨミタクテヨミマシタ ウグーッもうたえられねえ…

ミサイルコマンド

ミサイルコマンドです。改めてこのブログに「ディストピア」っていうタグ作ればよかったなと思います。 お台場の科学未来館の「GAME ON」という展示で初めて実機を遊びました。私の乏しいレゲー知識「放置新聞(ボタンを一切触らずに放置しても遊べるゲーム…

『オリクスとクレイク』マーガレット・アトウッド

著者は文学者。なので、SF枠だけど文学として読んでいい小説。カズオ・イシグロの『わたしを離さないで』なんかに近い。 世界観の魅せ方が非常に巧みなので、これもあらすじ知らないほうが読む楽しみがあります。崩壊した世界と以前のディストピアらしい世界…

『ヴィーナス・プラスX』シオドア スタージョン  大久保 譲 訳

ジェンダー+ユートピア+ディストピアのSF。思えばディストピアは結構読んだけど、作者がディストピアだと思ってるのかユートピアだと思ってるのが微妙にわからない線がよくあります。ユートピアを一生懸命説明すればするほど小説はつまんなくなり、ディス…

『歌の翼に』トマス・M・ディッシュ 友枝康子訳

サンリオSFで有名なやつってことで、なんとなくタイトルだけ覚えてたので国書刊行会の新装版を読みました。 ロリータ読んだ後のタイミングで、あとがきで若島 正の名前を見るとは。逃れられないってかここ数年読んだ本で驚くほど逃れられずにしょっちゅう出…

『ゴースト・オブ・ユートピア』樺山 三英

古典ディストピア小説をベースにした連作短編集。ディストピアものが大好きな私ですが、読んだことあるのは半分くらいでした。連載だったそうで、これ3ヶ月に1回ならいいけど、まとまるとちょっと食傷気味。総じてエログロと、ナイーブな男と、世界への疑問…

『すばらしい新世界』オルダス・ハックスリー 松村達雄訳/『タイムマシン』ウェルズ 瀬尾裕訳

『すばらしい新世界』が読みたくて、なんかの全集で読みました。 いやー素晴らしいディストピアでした。1984は言語や歴史の改ざんっていう精神面のディストピアを書いてるけども、これはダイレクトに生命そのものの種と肉体が管理されて、物質的に統一された…

『小遊星物語 付・宇宙の輝き』パウル・シェーアバルト 種村 季弘訳

架空の惑星のユートピア小説っていうことで、『カシオペアのψ』みたいなもんかと思って読み出したら、なんか妙につまんねぇなー これって金星に拉致された人の手記系なスピリチュアル系とかマズイ系統の本だろうか、平凡社ライブラリーだしなーと思いつつ途…