2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧

『人はいかにして蘇るようになったか』

サイエンスの本。スピリチュアルじゃないよ。科学者イカれてんな!っていう純然たるサイエンス本。 すげーびっくりしたんですけど、胸部圧迫の心臓マッサージ+人工呼吸のセットって1960年に発表されて1970年半ばから広く病院で行われるようになったものだそ…

『アメリカを変えた夏 1927年』ビル ブライソン

アメリカってなんとなくいいもんだなみたいなボンヤリしたイメージだったんですが、50年代を書いた『ザ・フィフティーズ』読むとクレジットカード社会が始まった経緯とか、奥様は魔女みたいなアメリカンな豊かな郊外住宅のイメージが復員兵のための住宅造成…

『ロストシティ Z』

この前読んだ『アメリカを変えた夏 1927年』で気になってしょうがなかったフォーセット探検隊の話。アマゾンの未踏のジャングルに、失われた白いインディオの古代都市を探検しに行って消息を絶つ…すごく面白いドキュメンタリー本が出てました。いろいろ賞と…

A.I. Artificial Intelligence

スピルバーグの2001年の映画。ただただかわいそうなロボットの映画。捨てられた男の子ロボットが、ママに愛されるために人間になろうとする話。ロボット大好きな人としては、滂沱の涙なくしては見られないああロボットがかわいそう。 E.Tでも少年の日々とい…

『人生は廻る輪のように』エリザベス・キューブラー・ロス

精神科医として死ぬ患者と家族を支援した『死ぬ瞬間 死とその過程』が面白くて次何読もうかと。これはスピリチュアルに行ってしまった後の晩年の自伝で、ほぼ最後の本。 前半部分の激動の時代は、レアもレアな三つ子として生まれた幼少時代の思い出から、ス…

『蚕 絹糸を吐く虫と日本人』

本文がハっとするほど白い青白い紙で、絹糸や繭をイメージした装丁がとても綺麗でした。絹について知りたかったらここからスタートすればよさそう。資料と事実を淡々と紹介するスタイルなんで、興味が無いと飽きるかも。