2014-12-01から1ヶ月間の記事一覧

『霊長類ヒト科動物図鑑』向田邦子

すごく面白いエッセイでした。初めて読んだんですけど、事物に興味なかったのがあまりに文章上手で、書かれた事柄からこの人の人となりまで興味が出てくる。今となっては少し離れた時代のことなので、距離感がまたいいんだろうなあと思います。他にも読みた…

『しみじみ読むアメリカ文学』平石貴樹訳 ほか

短編のいい話集めたアンソロジー。読み物と文学の境で、この手ごたえは文学だなあと思います。でも「しみじみ」なんで涙腺直撃。ヴォネガットってSFも超寂しいけどエンタメ分あるじゃん、文学だと御伽噺感と孤独さがものすごく寂しくて泣いてしまうがな・・…

変な語感メモ2

ソーセージ・マルメターノ 近頃スーパーで見かけない。 これ考えた奴は間違いなく気が合わないオッサンとおもいますが、ビジュアルと相まって完璧なネーミングで脈絡無く思い出してしまう。 テングリラ プログレだあ〜 超いい曲。 夜の摩天楼が、天狗面から…

よだれかけ 

実用品として枚数が必要なので、カーターズのよだれかけの柄おまかせのお得セットみたいなやつ買ったら入ってたのがこれ 日本では需要が皆無であろう・・・かわいいからいいんですけど。ということは、観賞用鳩なんてアメリカ人はマニアックだなとか思ってた…

エスプガルーダ サントラ備忘

CAVEのエスプガルーダというシューティングゲームが好きなんで、サウンドについて自分用に備忘録。 弾幕系ならではの色とりどりの光弾で覆われる派手な画面に、ファンタジーなグラフィック、そこに流れる当時流行のトランスなサウンドが最高に気持ちいい今で…

『芋地獄』江戸マンガ

KAWAII・・・カワイイ江戸キャラといえばの妖怪。妖怪で和むためのマンガなので、ウマイこといってる感より雰囲気萌え4コマみたいな楽しみ方してました。装丁もポップだし、訳もすっとぼけてて本当カワイイのでこの路線もうちょっとシリーズ化してほしいです…

『天使はブルースを歌う 横浜アウトサイドストーリー』山崎洋子

GIベイビーの本ってことで借りたら拍子抜け。取材・・・の様子を書かれてて、何もわかってないよという。しかもその部分のページ数は全体の1/5くらいでないか。本当に何にも資料も記録も無いんだろうということは伺えました。 ちょっと雑多な印象の本です。…

『ロコ!思うままに』大槻ケンヂ

コレは紛れも無く三文小説なんだと思うけど、大好きだし素晴らしいものだと思います。『モモの愛が綿いっぱい』はやばい。泣いちゃう。文学とか小説のワンクッションが無くて、即物的に効く。多幸感みたいなものでしょうか。そんなのが紙から摂取できるんだ…