2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

若い

『新潮』文豪ダンヌンチオが飛行機で来日した特集を読んだ菊池寛の感想。(大正八年10月4日 東京日日新聞) 和辻哲郎氏の答の末尾に「我々はただ新聞の写真でも見る丈けで、歓迎などはダンネンチヨー」と云つて居るのは振るって居る。和辻氏に、こんな洒落が…

柴犬

地元の後輩と終電まで飲んで帰って昼起きたら、柴犬がいました。 酔って願望が出たのかと思ったけど、犬臭いし、そんなとこまでリアリティは望んでないし犬ー! 突然親が買ってきてました。 飼ったことのあるものなんて金魚とイモリとか、変温動物でかわいい…

『影 裸婦変相 喜寿童女』石川淳

そしていきなり昭和。もう、超大衆小説でびっくりよ。いいんかそんな展開で!いいんかそんな弱いオチで!だけど、それがいいかんじなのです。 一番好きなのは喜寿童女でした。江戸のある時の権力者がロリコンで、童女を探してたけどエッチなのがなかなかいな…

『サド公爵夫人・わが友ヒットラー』三島由紀夫

学生時代には食わず嫌いで読んでなかったんですが、たしかに学生の時は嫌いだったかもしれんなーと思いながら読みました。読んだのが今でよかった。 サド侯爵夫人が、女しか出ない戯曲で、ヒットラーが男しか出ない戯曲。 エロいとか否応なしにドキドキする…

『無限抱擁』滝井耕作

病妻モノというジャンルだそうです。作家が無茶して、妻が苦労して病気になって、作家が後悔して看病して、妻が死んで、作家がモノ書く、というしよーもないサイクルで生まれたジャンル。 そんなジャンルの存在を人から聞いて、ちょっとおもしろそうなんで読…

『死のロングウォーク』S・キング

唐突に、中学生のときの友達が面白いと言っていた本を思い出して借りてきました。 新年一冊目には不吉なタイトルですが、面白かったです。 ロングウォークっていう、100人の少年が集められてただひたすら歩き続けて、足を止めた者から射殺されて最後に残った…

寒中見舞い

年賀状は別色です。来た人には届くんでよろしくー

あけましておめでとうございます

今年もよろしくお願いします。 今年の目標 ゴッドファーザーへの長い道のりの中の一年にしますよ。青年時代が見てて一番面白いように、きっと今年一年も無駄なようで面白い一年でしょう。 というわけで、ゴッドファーザーに出てくるとかいって売られてたワイ…