『影 裸婦変相 喜寿童女』石川淳

そしていきなり昭和。もう、超大衆小説でびっくりよ。いいんかそんな展開で!いいんかそんな弱いオチで!だけど、それがいいかんじなのです。
一番好きなのは喜寿童女でした。江戸のある時の権力者がロリコンで、童女を探してたけどエッチなのがなかなかいなくて、秘法で77歳の娼婦の婆さんを童女にしてみる話。そこには陰謀が絡んでるのかーとかどうでもいいけど、面白かったです。世のロリコンは一回は読んでおくべきである。短いし。