2013-01-01から1年間の記事一覧

ギャラクシークエスト

これも、SF名作映画の3指には常連らしいです。そういえばSFマガジンで映画評読んだような気がする。 架空のスペースオペラTVシリーズの俳優に、本物の異星人がTV放送をドキュメンタリーと信じて星の危機に助けを求めに来る・・・ドリームワークスだけあってB…

ニューヨーク1997

すごく面白い映画でした。1997年の未来・・・超厳戒態勢の刑務所として島丸ごと隔離されたマンハッタンに、恩赦と引き換えに元英雄が遭難した大統領を救出に潜入という、どこを読んでもB級映画なあらすじと、最近フィギュアが発表されたなってことで思い出し…

Lismo提供終了

LISMO Portが今月末で提供終了なんで、アップデートでもしとこうかと思ったらエラーエラー。 公式サイト上でポートのメニューから更新をかけると必ずエラーになる、という質問への回答が消滅してるんですけど、どうも一定期間にDLしてると更新できないってい…

ジャンゴ

デカプリオが悪いやつの。ジャーンーゴー! 冒頭、歯医者の馬車の上でデッカイ歯の模型がプラプラしてるだけで面白くてしょうがない私は本当にダメな視聴者。

グレートギャッツビー

デカプリオの。パーッと騒いでおもろうてやがてかなし。映像が本当にゴージャス。映画みたい動機のひとつに、ゴージャスで目を奪う映像見て楽しいよね!ってのがあるのですごく満足しました。 小説で、ギャッツビーがシャツを次々に投げるシーンが大好きなん…

『遺体 震災、津波の果てに』石井 光太

申し訳ないことにかなり興味本位で読み出したんですが、真っ当なアプローチのルポでした。本の構成としても、一冊で完成してていい本でした。最後のほうで、どきっとする言葉があるんだけど、本だからこその言葉だと思います。ネット上の文章だとツイッター…

『宝子たち 胎児性水俣病に学んだ50年』 原田正純

すごい聖人だった。思った以上に。この手の本って、正直キてる本も多いんで適当に手にとって読んでたんですけど、思考のベクトルが読者と平行じゃなくて、読者の上もちゃんと通ってるかんじで、さらにその上を目指すからすごい。 人間って、何十年も生きる中…

グスコーブドリの伝記

2012年版のネコのやつ。銀河鉄道の夜とほぼ同じスタッフのような見かけなので、期待して借りました。絵と動きは本当に丁寧でよかったです。絵はすごい。主線ふわふわしててネコかわいい。 結構オリジナルストーリー要素があるんですが、本読んだら誰もが悩む…

シュガーラッシュ

レンタルしたらコメンタリーが無い・・・この映画こそコメンタリーが必須だというのに。レンタル版だけ無いのかと思ってたらセルにもコメンタリー自体が無いそうです。あのコメンタリーってピクサー伝統で、ディズニー映画だとないんですかね。 日本の企業が…

無限煉姦 〜恥辱にまみれし不死姫の輪舞〜 エロゲレビュー

無限煉姦 〜恥辱にまみれし不死姫の輪舞〜抜きゲーブランドから出て、見た目も宣伝もサブタイトルも抜きゲーですが、中身はまさかの感動の女一代記ものという評判だったので、いつかやってみたかった一品。 ご興味のある方は、公式サイトのクリア後推奨コン…

悲報

ダーウィンが来た!が日を改めて放送に・・・・! ドタキャンはやめてよお ハッ ということは今日はBSフジのムツゴロウ王国が最後まで見られるかも!と思ったらこっちも休みだぁー それで今月BBC地球伝説も休みなんだよウァー8月は動物番組たくさんあって…

『ワイオミング生まれの宇宙飛行士 宇宙開発SF傑作選』

「改変歴史モノだね」って、ああそうだね、なんだけど、宇宙開発、米ソ冷戦で60〜80年代っていう話題が語られるときのエモーショナルなドキュメントと、現代人からのフィクションの目線が、限りなく近いので事実としてのドキュメントとフィクションの境界が…

『ドリームキャッチャー』S・キング

3巻が引越しのごたごたでどーしても見つからないので、124を読みました。3巻は、まぁ、なんとなくわかった。 アメリカの平均的な仲良しクズ4人が、アメリカの無意識(ネタバレ)な困難に揉まれて、一人、また一人と脱落してくエンタメ。面白くて1週間くらい…

パシフィック・リム 3回目 2D/字幕

2Dと3Dは別物です。3D見よう!そうしよう!2Dだと私の愛するバカ映画と同系列でアルェエエエエ トランスフォーマーとかアベンジャーズとかみたいな大作なのに、なぜか印象がキャプテンアメリカとかスカイキャプテンとかあっちの系列。 おかしい、初回は10分…

パシフィックリム 2回目 I-MAX3D/字幕

会社帰りに最終日のI-MAX 字幕に飛び込んできました。平日夜の満席率ではなかったです。飲み屋に行くかと思ってたやつらがみんな映画館に入ってきやがった!しかーしそれが、あんまり飛び出しませんでした。字幕だったからなのか、映画館のせいなのか。日曜…

パシフィック・リム I-MAX3D/吹替

まだ見てなくてちょーーーっとでも興味があるなら、今すぐ行け!迷うな!東京はもうすぐ終わっちゃうぞ! これは映画館で見たほうがいいです。そして多少無理をしてでもIMAX-3Dが激オススメです。心配だったら予約で吹き替え選んで最後列予約して、酔い止め…

3D映画

パシフィックリムがものすごく見たいんだけど、3D酔いが恐ろしくて見にいけてません。2200円払って2時間半気持ち悪くなるなんてマゾ過ぎる。 家電量販店の3Dテレビ視聴したらイチコロで酔ってしまったことあるので、酔い止めを飲むとかしてもダメそう・・・…

『賢い血』フラナリーオコナー

先に全短編を読んでいたので、これの習作になったであろうエピソードが比較できて興味深かったです。最初の列車のくだりなんか、短編版だと救いようもなく陰鬱だったのが、情報がよりそぎ落とされて、喜劇的な読み物の要素が濃い場面になってるんだけど、余…

『フラナリーオコナー全短篇 上・下』 横山 貞子

イギリスの短編作家フランクオコナーを借りようとしてウロ覚えで借りてきたら、アメリカの有名な短編作家でした。日本にあと3人くらいは間違えた奴がいそう。 これは超好きでした。フォークナーの暴力と運命が、南部の明るい光線の中で熱を持って演劇みたい…

『天体の回転について』小林 泰三

デビューの玩具修理者しか読んだことなかったんで、欲望に忠実に俗悪小説書いてて何よりだなぁと思いました。スラップスティックでいい加減でハードSFも匂わせつつ、ナメきってるー。何の役にも立たない小説が売られてるって素晴らしいことだと思います。ク…

『明るい炭鉱』吉岡 宏高

オッサンの自伝に毛が生えたような文章なので書籍自体が面白いかといえば微妙だけど、書かれた事柄は大層面白。炭鉱の産業的な側面と、たった数十年でなくなった巨大産業の外観がコンパクトに読めるので、当時者が書いた(ほぼ)一次資料だと思って耐えれば…

『なぜ意志の力はあてにならないのか―自己コントロールの文化史』ダニエル・アクスト

アルコール中毒や放蕩その他のゆきすぎや過剰があれば偉大な作家になれるわけではないが、そのような特徴は神が文学的才能を恵んでくださった「徴候」であるとしたらどうだろう?つまり、いろいろ疑問はあるにしても、結局は自分も選良の一人であることを示…

009 RE:CYBORG

PVが最高。 PVが最高でした。 視聴後に反省会をしようとしたけど、石森映画を借りてきた自分が悪いとしか・・・昔の009が宇宙に行くやつみたいな石森映画っぽさはすごくあって懐かしい気持ちになったのでそういうのを求めてる人にはいいと思います。以下ネタ…

ゲームミュージック トリビュートライブ 2013/8/3

よし!まずはよかったことを書くよ! ゲーム音楽バンド空白期をすごしたお年頃なので、多分会場で最年少の層でした。三十路だけどよ。ですから、客層がこれまで行ったどんなゲーム音楽イベントよりも年上でした。どっかに上司か取引先のエライ人とかまぎれて…

引っ越しました

よしなに。 ※追記 リアル引越しだよ!

JAPAN Game Music Festival 2013 6/29

ゲーム音楽のミュージックフェス8月にやるってきいたんで、検索したらこっちも出てきたんで行きました。なんで知らなかったんだろうってくらい、でっかいゲーム音楽イベントでした。 私は昨日の5時間で疲れ果てたので今日はお休み。フェスって言葉通り長丁場…

『花夜叉殺し』赤江瀑

異常に格調高い文章と、おいおいおいなエロ展開の、こんのミスマッチ。通勤で読んでるものですから、濃厚な妖しい美文でなんか緊張しました。駅売りの小説程度なので濡れ場はないけど、文章がとにかくよくて、読む快楽があって、筋は二の次っていう。普段翻…

『イノセント・ガールズ−20人の最低で最高の人生−』山崎 まどか

『忘れられた女神たち』のようなスタイルの女性評伝本。まさに類書。 著者が女性ライターなせいか対象を語るロマンチックさとか情感はちょっと薄めです。でも激動の人生を送った女性が『忘れられた女神たち』に負けず劣らず個性的で、素材自体があんまりにも…

『ゴースト・オブ・ユートピア』樺山 三英

古典ディストピア小説をベースにした連作短編集。ディストピアものが大好きな私ですが、読んだことあるのは半分くらいでした。連載だったそうで、これ3ヶ月に1回ならいいけど、まとまるとちょっと食傷気味。総じてエログロと、ナイーブな男と、世界への疑問…

『すばらしい新世界』オルダス・ハックスリー 松村達雄訳/『タイムマシン』ウェルズ 瀬尾裕訳

『すばらしい新世界』が読みたくて、なんかの全集で読みました。 いやー素晴らしいディストピアでした。1984は言語や歴史の改ざんっていう精神面のディストピアを書いてるけども、これはダイレクトに生命そのものの種と肉体が管理されて、物質的に統一された…