『遺体 震災、津波の果てに』石井 光太

申し訳ないことにかなり興味本位で読み出したんですが、真っ当なアプローチのルポでした。本の構成としても、一冊で完成してていい本でした。最後のほうで、どきっとする言葉があるんだけど、本だからこその言葉だと思います。ネット上の文章だとツイッターなんか一文、動画でも短い時間で面白いことするような文化に接することが多いんだけど、ページを繰った末の言葉だから、時間と蓄積、文脈っていうことを意識した言葉でした。最近本読んでなかったわ。