2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧

フューリー

何はさておき、実車のティーガー戦車(ドイツの誇るWW2最強戦車)が走るっていう情報だけで、一昨年オタク必修科目のようになっていたブラピの戦車映画。 アマゾンプライムで今タダで、ついでにガルパン勧めてくれるな。ありのままに起こったことを話すぜ…

2才 自然に卒乳

2才1か月で卒乳しました。 親の努力一切なしの、いわゆる自然卒乳というやつだと思うんで、参考例としてネットの海に放っておきます。子が、保育園で手足口病もらってききました。口内炎だらけになって、乳に吸い付いたとたんクチイタイーと泣いて反り返って…

『岩宿の発見 -幻の旧石器を求めて-』相沢忠洋

社会の教科書で名前出てくる、岩宿遺跡発掘した人の自伝。薄いんで、図書館でついでにたまたま手に取りました。 何した人って、それまで日本の始まりは縄文からだと思われてて、それ以前は大噴火やらで日本に石器時代はなかったと思われてたのを、石器発見し…

小さなおうち

大叔母さんの遺品を整理する孫が、晩年の思い出と、自叙伝で書かれる娘時代に女中奉公した昭和の小さなおうちでのお話。昭和初期の中流家庭(といっても、たぶん大学卒で会社常務で、女学校出の奥様がいるけっこうお金持ち)の豊かで幸せな生活、と恋。日本…

ベンジャミン・バトンの数奇な人生

ファイトクラブの監督+俳優コンビ。淡々と長ーい映画だったような気がしてて、昔DVDを昔深夜に見てたら途中で寝てたんでもう一度。驚嘆するスゴイ映像がすべてを物語っていて、とくに謎めいたところもない映画なんですよ。人間が生まれてから死ぬまでの映画…

[映画]トト・ザ・ヒーロー

アメコミ映画じゃないよ。 産院の火事で隣の家の裕福な子と取り違えられて、人生を盗まれたと思っている老人が、死を前にして復讐に燃える。ちょっとミュージカルのようなコメディのような、フィクションの強い形式を持って描かれる映画。 何とも言えない余…

ラッシュ/プライドと友情

全然知らなかったんでB級ヒューマンエンタメかな?みたいなタイトルから、今日は名画とか見る気分かな〜と思いつつ、ついつい見てみたら大作ですごくいい映画でした。監督は、バックドラフトとかアポロ13の人。大好き系統じゃん。ものすごい結末なのに陳腐じ…

太陽の帝国

マイナー大作のスピルバーグ映画。存在を知りませんでした。JGバラードの自伝が原作で、これが自伝だったらそりゃああいうSF書くようになるかもなあって思います。今まで見たスピルバーグ映画のように、少年の日々を夢のように書いた映画で、その苦い終わり…

『隠喩としての病い・エイズとその隠喩』スーザン・ソンタグ

この前読んだ『がん 病の皇帝』で、癌のイメージの変遷を説明するときに言及されていた本。『がん 病の皇帝』では、アメリカのがん撲滅キャンペーンに、周到に計画されて戦争の用語が使われたこと書いてありました。これはその逆で、歴史や書籍から病のイメ…

『地下鉄のザジ』レーモン・クノー

ザジは「おけつブー」が口癖の女の子の名前。旧訳は「ケツくらえ」だそうで。 なんかの文学ベスト30みたいなリストに上がってた本の読んだことあるやつは面白かったんで、趣味似てるかなと思って読んでないやつを借りてみました。ロリBBA好きというか、規範…

グーニーズ

アマゾンプライムの80年代カテゴリはヤバい。子供のときに新聞も読まずにチャンネル決定権もなく偶然ちょっとだけテレビで見たことある映画に、お風呂上りにヨーグルト食べながらダラダラネサフしてる夜11時とかに何の苦労もなくアクセスできてしまう。レン…

科学的事実の歴史 『人類が知っていることすべての短い歴史』を読んで

今当然だと思ってることが、結構新しい考えだったりする驚き。恐竜の絶滅原因は、地球に隕石が衝突っていう説が1980年発表、当時は主流の火山活動説や氷河期説などの緩やかな絶滅説と同等というよりもキワモノ扱いで、1994年に木星にシューメーカーレビー彗…

311のときの政府の中枢の中も中枢にいた人の手記なんだけど… http://www.huffingtonpost.jp/manabu-terata/fukushima_powerplant_b_11758218.htmlえ、マジで?これほんとなの?…なんという…こんなふうに私の知らないところでドタバタして日本終わっていくん…

ヤング・シャーロック/ピラミッドの謎

アマゾンプライムに入ってたんで、25年くらい前のテレビ放送以来で見ました。マジか。最初のほう見てないのって、お風呂に入ってたからだし、結末もよく覚えてないのは最後まで見せてもらえなかったか、眠くなっちゃってたんでしょう。 「まだ生きてる!」の…

『服従』ミシェル・ウェルベック

最近名前だけはよく聞くので読みました。装丁がとても美しい。 少し未来のフランスの内線前夜と社会の変容を書いた本。この本の位置づけ迷う。起承転結ストーリーにワクワクしたりミステリじゃないしキャラ立ってたりしないんで、エンタメじゃないです。主人…

『人間失格』太宰治

読んだよ…最後まで読めました。 赤ちゃん帰りモノを収集する今のこのわたくしになら読めました。昔はあんまりにも腹が立って読めなかった。 スゲーなこれ。 私、赤ちゃん返りジャンルが謎で好きでしょうがないのですでにライフワークになってる感あるんです…