アマゾンプライムに入ってたんで、25年くらい前のテレビ放送以来で見ました。マジか。最初のほう見てないのって、お風呂に入ってたからだし、結末もよく覚えてないのは最後まで見せてもらえなかったか、眠くなっちゃってたんでしょう。
「まだ生きてる！」の吹き替えセリフがあるのは、1988年版と1990年版どっちなんだろう。とにかくすごく子供だった時で、ドキドキドキしたことものすごく鮮明に覚えています。蘇る切なさ。寒い季節だったなあ。
すっごい不思議なんだけど、今見ても全然チャチくないの。私の性癖を決定づけたといってもいい、幼稚園の頃みたバーバレラ（お色気映画）とゴールドパピヨン（お色気クソ映画）はチャチなセットで、幻滅（それさえももう10年くらい前で懐かしい）したもんですが、この映画すごい。映画それ自体が魔法のような、夢の中のような得難い体験で、2窓で作業しようとしてたのに夜中まで見入ってしまいました。
たしかに、テンポ悪いところや、？？？っていうのが、今見れば感じるとこありましたが、それ以上にこのあやしい18世紀イギリスの、学園と科学とエジプトと夢の世界にのめりこんでしまいました。
今の映画と何が違うんだろう。この圧倒的な余裕というか豊かさ。大好きな映画でした。
