2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

『ペイトン・プレイス物語』グレース・メタリアス

この前読んだザ・フィフティーズで50年代にジェンダー話題でヒットした本とあったので読みました。 古い小説読んだなぁという感想。古めの現代文学の古さを堪能しました。なんか正統的な小説っつーか、つまり三文小説。今となっては読む人が全然いないのもう…

イングロリアスバスターズ

ぼくのかんがえたナチスをやっつける映画ー でした。どうしようもない。 無駄なスリルを楽しむためのバカ映画なのだけど、つまんねぇ と紙一重の感想になりそうなスリル。クソ映画ではない。

ヘルボーイ

アメコミ映画だけどまたナチが悪役だったよ。あんまり健全じゃない(精神とか。)ちょいフェティッシュなかんじのキャラクターがステキでした。神経質な女フェチは見るがよいよい。 映画の悪役として、ナチって問答無用で第三帝国とか現実そのものが、よくで…

ゴールデンボーイ

夏の夜長に借りてきたDVDが戦争モノばっか、しかもそのうち3本がナチ映画とかどうなってんの。アメリカンなサイコサスペンス。人間の邪悪さについての映画なんだけど、ちょっと、よくできすぎてる感。お行儀のいい演出をを逸脱する狂気があふれんばかりのイ…

パンズ・ラビリンス

少女が出会うフシギな世界・・みたいなファンタジーかと思いきや、つーかせめてアメリくらいのファンタジー度かと思いきや、夏の夜長に借りてきたDVDがまじ戦争映画ばっかってどういうことなの。 スペイン内戦下を描いてて、拷問とか拷問とかスプラッタ趣味…

『最暗黒の東京』松原岩五郎

『どん底の人びと―ロンドン1902 』ジャック・ロンドン どん底〜はアメリカの流行小説家が、アフリカ探検記の代わりにロンドンの貧民窟潜入記。都市における貧乏な人々が古今東西普遍的すぎてびっくり。ほぼ同じ時代なんで明治の社会問題ルポの最暗黒の東京と…

『欲望という名の電車』テネシーウィリアムズ

超おもしろい。繊細と野卑、死と生、女と男のの劇的な対立のシーンだけで構成されてるとか演劇超すげぇ。

『ローマ人が歩いた地中海』トニー・ペロテット

古代ローマ人が旅行で(ひどいめにあいながら)たどった道筋を、アメリカンが(ひどいめにあったあったと言いながら)たどる旅行記。まー、現代でも古代でも旅というのは、こういうもんだという話。 まったくもう、なんでみんな旅なんかいくんだろうね! と…

『ザ・フィフティーズ 1950年代アメリカの光と影』デヴィット ハルバースタム

7月4日なんで。アメリカ黄金の50年代の代表的なエピソードの本。3冊もあるんだけど、全然長く感じません。漠然とアメリカっていい国なイメージ高校生くらいまであったけど、なんか違うってのを解説。私の中のアメリカのイメージがいまだにこの1950年代アメリ…