2013-01-01から1年間の記事一覧

竹谷隆之の仕事展

竹谷隆之の仕事展あまりこっち知られていない話と思いますが私はフィギュア大好き過ぎ人間なのでした。 ※6/23追記 ツクダのメーヴェは原型じゃないですね。面接に市販品をの改造して持っていったというパンフレットの文面を読み違えておりました。じっくりゆ…

『明日は舞踏会』鹿島 茂

舞踏会に行くまでの19世紀フランス女子についての雑学で、ファッション誌読んで田舎に住んでる子の胸中とか、都会暮らし(当然金持ちだがしかし)の苦労とか、元ネタ自体が面白い上に、ペラペラ話し上手な構成でついつい読みふけってました。もう一歩踏み込…

『ジュ・ゲーム・モア・ノン・プリュ』ブルボン小林

ゲームオタクの中で消費される文章って、やっぱ独特でして、ゲーム帝国みたいなファミ通系列の言い回しとか、ゲーマーが文章書くことによる誤植と妙な日本語の文化であって、そういうまさに内輪な側面大好きで趣味で読むわけなんだけど、そういうスタンスは…

『ウロコ』澤田徳子

この日記始まって以来の児童文学感想。紹介は↓がよくとまっているので見てもらうものとして 児童書読書日記これよぉ〜 30過ぎてからやっと呪縛から開放されたような気がするんで、この日記書いたら捨てます。欲しい人は連絡ください。文章も巧いし、よくでき…

『THE FUTURE IS JAPANESE』小川一水、伊藤計劃、円城塔ほか

日本とアメリカの作家による日本をテーマにしたSF短編アンソロジーがアメリカで出て、その邦訳。 ファンタジー、文学寄りだったり、エンタメ寄りだったり、でもカスって感じるのはなくていいアンソロジーでした。読んでるのが日本人だしな。 日本側は紛う事…

うろ覚え定番進行

アインハンダーの熱圏(ラストじゃないけどラスボスっぽいボス戦)のイントロが何かにたよーな曲あったなぁ・・・とボンヤリ思い浮かべてたら 思い出した。 アークザラッドの戦闘4でした。 最初の2小節くらいはびっくりするほど同じだったけど、そっから先は…

裏窓

テレビで流してチラチラ見てるつもりだったのに、あまりにも面白くて全部見ちゃった・・・すげぇ面白かったです。破綻して勢いのあるやつも大好きだけど、緻密で完成度の高い映画は自分の性向とは真逆過ぎて大好きなのでした。でもこれ、すごいなぁ。箱庭感…

3枚組みボックスセットなんだけど、問題は、 メインのアリーナツアー版はそんなに欲しくない。 オマケその1の舞台版はDVD持ってる。 オマケその2の映画版はすっげぇほしい。ここまでは、共通して悩む人がたくさんいそうなんですが、 けど、何よりそれより、…

世界最速のインディアン

江頭2:50の映画批評読んで面白そうだったんで。 いつも見てる映画っていうか、他にお勧めされてる映画とテイストが違いすぎて、戸惑いました。誰も死なないし、悪い人間はいない映画だぞ!そう、これはこういう映画なんだよ!と納得するまで、疑いながら見て…

太陽の王子ホルスの大冒険

「あんなに踊り狂うから・・・」 ほぼフルアニメーション。ほぼ。 心配になるくらい良く動いて難しそうな動きをする歓喜あふれるお祭り場面後の、山場のアクションシーンで不自然な止め絵のみが1分以上続いてたと思うけどあれ演出とは思えなくて、上記のとな…

ハワイ土産

もらいました。 ノーマル味が顔に見える。 叫喚。

アタック・オブ・ザ・キラートマト

トマトが襲ってくる映画。 すいません、ツタヤで探したらありました。キラートマトで探したからなかったんだ。 なんかだまされてるのか、よくわからん妙にいいシーンがあって、最後の押し問答とか全部書き取りしたいくらいいい会話でした。あと、クライマッ…

ウォリアーズ

ツタヤのオススメのやつ。 最大派閥のリーダー殺しの嫌疑をかけられらた不良チームが、敵対チームの襲撃をかわしつつホームグラウンドまで一晩逃げ延びる話。 古い喫茶店においてあるカバー無しの昔のよくわからんジャンプコミックスを1冊だけ読んでしまった…

デスレース2000

リメイク版のデスレースは見て、こっちはいつか見たいな〜と思ってた物件。 私くらいの年ですと、ちょっと昔のビデオレンタル屋だと簡単に手にとれたバカ映画がそもそもDVDになってなくて見られない・・・っていう世代だと思います。レンタル屋がツタヤとゲ…

戦闘機対戦車

原題が「DEATH RACE」。まさかのデスレース2連発でした。 DVDの裏に余分なドラマ性を一切排し〜とか書いてあったんだけど、ドラマしてました。といっても源文先生みたいなドラマ。時間いっぱい手に汗握る駆け引きで、砂漠と狂気、メカたくさんの普通に名作映…

『聖母の贈り物』ウィリアム・トレヴァー

超ハードモードな短編集。アイルランドがハードモードな地なのか、登場人物が神話的というか物語とも言うべき抗いようのない苦しい立場になる上に、現代小説だからそのへんの機微が表現されててハードな本だよまったく。 運命の残酷な話ではあるけど、邪悪で…

『ソングマスター』オースン・スコット・カード

なんでコレ描いて同性婚には反対なんだよ と、ウィキペディアの経歴見て同姓同名の別人かと思ったけど、やっぱり同一人物でした。 感動巨編みたいな帯のついてたサイエンスなファンタジーだったんで、ああ、たまにはいい話が読みたいなと思ったら、美少年が…

トップガン

完璧すぎ。映画っぽいっていう表現もおかしいんだけど、どこ見ても映画で面白かったです。これは映画館で大画面大音響で金はらって観たい。 どうでもいいけど、トムの身長は劇中で気にしない設定になのか、パイロットだから低身長はそんなにウィークポイント…

『白い闇』ジョゼ サラマーゴ

たとえて言うなら司馬遼太郎みたいな作者一人称というか、思想ありきの独特な文体のシリアスな寓話。会話文にカッコが無いとか、日本語から見ると特異ですが、原語的にはどのくらい飛躍があるのかはわからないところ。 ある日、国家の全員が失明する病にかか…

『琥珀取り』キアラン・カーソン

著者は詩人の人だそうで、小説ではなく本による物語る試みといったほうがいいような不思議な構成の本です。この手の本で許される小説を逸脱した構成じゃなくて、カタルシスがあるくらい一冊でカチっとハマってるんだけど、無限に広がる語りの世界も同時に達…

プロメテウス

これといっしょに借りてきたのが『戦車VS戦闘機』『ウォリアーズ』『デスレース2000』という、春の映画(血)祭りでとりあえず一番手堅そうなやつから。 悪く無かったよ! あまりにダメっていう話を聞きすぎていたけど、私の頭がユルくなってたせいか、SF…

『小遊星物語 付・宇宙の輝き』パウル・シェーアバルト 種村 季弘訳

架空の惑星のユートピア小説っていうことで、『カシオペアのψ』みたいなもんかと思って読み出したら、なんか妙につまんねぇなー これって金星に拉致された人の手記系なスピリチュアル系とかマズイ系統の本だろうか、平凡社ライブラリーだしなーと思いつつ途…

ZUNTATAとH.のミニライブ AMエキスポ2013/2/16

昨日、SSTバンド見に行ったら調子づいてしまい、ZUNTATAとH.のライブやるっていうし、ゲーセンに今も興味がないわけでもないのでAMエキスポにも行きました。 ゲーセンのメダル洗浄機とか両替機のようなメンテナンスから、新作ゲームそのもの、クレーンゲーム…

BLIND SPOT LIVE 2013/2/15高田馬場

私は世代的にはH.(SSTバンドの後のセガのバンド。たぶん。)にぎりぎりかぶったくらいの、ゲーム音楽バンド空白地帯のお年頃なので、SSTバンドは正直マジカルサウンドシャワーとアフターバーナーくらいしか知らないんだけど、地の利が最強だったので「Blind…

『カバーラン』アダム・ヒューズ

消費税が上がる前に(略買っちゃった・・・。アメコミのカバーアーティストの画集です。ππな女の子が97%、残り2%が貧π、男は1%くらい。帯の推薦者を知らない・・・っていうかコレを買う人には知名度が激低そうな人ですが世間的には有名で効果的な帯なんだろ…

ガメラ 小さき勇者たち

平成ガメラをこれで全部見たことになるわけです。赤字なのも頷けるけども、悪いものではない気もするのが何とも。 愛はあるけど、それまでの特撮映画の痛快さとは無縁なんで特撮娯楽ではなく、特撮映画(文部省的)というか・・・。名古屋を破壊する特撮シー…

WATCHMEN

消費税が上がる前に高い本は買っておこうと思って・・・85年の有名な作品だけども、話に聞く以上にすごかった。アメコミヒーローがいるもう一つのアメリカを、アメコミで描くっていうメタフィクションがこれほどまでに完璧だとは。日本の子どもマンガと青年…

アイアンマン1、2+アベンジャーズ

マーベルの漫画は、昔X-MENくらいしか読んだことなくて、ざっくりアメコミの映画という枠でしか見られないんですが、本家のコミックスより漫画的というか勧善懲悪で愉快痛快でした。 アイアンマンは、娯楽映画として申し分無くリッチでよかったです。キャプ…

『おいしいハンバーガーのこわいはなし』

なぜ私はこの本を読みたくなったのか・・・ そんなことはさておき、元が大人向けで書いた本を、子供向けに書き直したとかで、ドキュメンタリー本として意外に中身が濃くて面白かったです。ファストフード産業にまつわる政治とか社会とか化学のエトセトラな本…

『わたしを離さないで』『日の名残り』カズオ・イシグロ

よくできた小説で、すんごい技術だと思うけど、好きにはなれない本でした。感情の機微の表現がすごいと思いましたが、その存分に腕を振るわれてるところが、私があんまり興味が無いだけかもしれない。 『日の名残り』のほうは、比較的好みでした。 あんまり…