『死のクレバス』ジョー・シンプソン

落ちてたので拾って読んだ登山家の本。
遭難した二人組みの、信頼、疑心、葛藤、そして二人の関係なんか超えた、それぞれの死と生の戦いを、二人の当事者が書いてるという珍しい本。つまり、二人とも助かってるのですが、お互いに相手は自分のせいで死んだ&今自分も死にそうという局面に陥った絶望、助かるかも〜っな希望、アップダウンの激しい本です。
当然ですが、すげー寒い山の話なので、納涼でした。