『くらやみの速さはどれくらい』

いかにもSFなタイトル。SFってタイトルが本当キレイだなぁ としみじみするよないいタイトル。
自閉症の人が高度な数学能力で働くラボで、普通人になれるっていう治療が巻き起こす波紋。多分に著者の実体験が大目みたいで、結末があるってよりも、エピソードの積み重ねなんだけど、エピソードそのものが考えちゃう事柄が多い。