『紙葉の家』マーク・Z. ダニエレブスキー 訳:嶋田 洋一

装丁がこってる本。この休みでやっと読み終わりました。変則的な段組と、『中二階』みたいな脚注の嵐なので、あらすじも読まないネタバレ一切無しじゃないと、最後まで読み通す気力が持たん。読み通したい人にアドバイス:とりあえず1/4まで読めば後は気を抜いて見てるだけで大丈夫でした。わりとエンタメなのでがんがん読み飛ばせ。
本っていう形になったことは、目新しさがあるけど、実はもっと古典的なスタイルで制作するための資料だったような気がします。たぶん、この試みが商業に応用された作品のほうにたぶん先に私が接してるもんで、そんなに目新しさがなかったのかも。