2009-05-07から1日間の記事一覧

『夢と魅惑の全体主義』井上章一

タイトルが一番面白かったです。面白かったですが。全体主義、ファシズムと呼ばれる政治体制下の建築様式を、各国の政治形態が違うのに一口にくくるのは危険だっていう、切り口が画一化してしまうことへの批判でした。全体主義の建築が夢と到底実現しそうに…

『悪魔の歴史』ポール・ケラス

際物かと期待してたら、普通に二元論の発生と一元論的な思考とかの本でした。まとめがなんか情熱的だと思ってたら、1900年の本だそうです。普通に今の人かと思ってました。普段読んでる本が前時代的すぎるんか。