2017-05-14から1日間の記事一覧

『火花―北条民雄の生涯』高山 文彦

らい病の作家北条民雄の伝記。重さ厚さ面白さ広さ深さに人間のどうしようもなさ、どれとってもすごくよかった。学術的な事実と、ドキュメンタリとしての人間ドラマと、読み物の構成、作者の顔出し加減といい全部いい本。古代はその外見から宿業や神罰とされ…