香港映画

『ファイアードラゴン』
ドラゴンって言ったら私の大好きな映画『ドラゴンハート』をオススメしたいけど、これは昨日テレビで観た香港映画、そしてドラゴンは出てこない。

話のしっかりした映画も好きですが、香港映画も大好きなんです。
大好きですよ!今週のテレビ東京は、香港映画特集でして至福の一週間でした。

で、
吹き替えの女が変な声だったけどそこがまたエロくてよい。
楽しめればよいのです。火薬が多くて、剣戟も多くて、しかも女同士で剣戟とかなのもエロくてよい。
女同士の剣戟といえば、『英雄』はよかった。1つめの話の女の情念で闘う場面。舞い散るイチョウの黄色に、赤い衣装の女というのは大変にキレイでした。しかもそこに、ドラマが絡むもんだから、ものすごい回転とかしてるのに、並の映画でもそうそうはない屈指のイイ場面でした。(と思う。)

話がそれましたが、女暗殺者と主人公でロマンスがあるかと思ったら、微妙にそうはならない、オマエわざとやってんのかと思いたいくらいの、ツボをことごとく外した展開。
展開が全く予想できないという点でも香港映画大好きです。だって、主人公いきなり死んだり、悲恋にするためにいきなり女が死んだりやりたい放題。『白髪魔女伝』の、出産を手伝いながら産婆役の女に惚れるみたいなシーンも凄まじいけど、人間いついかなる時でも恋できるんだなーとかマヌケな感想出てきて、自分の思考の範疇が広くなる気がします。

ギャグパートの容赦なさも大好きです。
レンガが頭にぶつかって流血とか、女なのに目つぶし食らう(しかも2回)とか、ギャグキャラは本編の主人公よりある意味体張ってるかも。


『ドラゴンハート』はCGのドラゴンがイキイキと動いて、落ちぶれた騎士と珍道中しながら、更正していく視聴後爽やかな映画です。ドラゴンの、重そうな飛び方が大好きなのです。何回見ても好きです。