ウテナについて書かねばなるまい

・・・コメント頂いてありがたいので、今まで隠してたわけではないけど、言ってなかったことを。
今年の4月から、テレビアニメ版の「少女革命ウテナ」をちょっとずつレンタルしてました。6月でやっと見終わりましたー。昔のアニメは39話とかあるんだもん。長かったけど、長いぶんだけ満足感ありました。結末はよくわかんなかったんですが、そんなに支離滅裂な話でもないような。面白かったです。

マニアックな話で恐縮ですが、私は美少年が出てくるアニメより美少女が出てくるアニメのほうが見たい人なので、ヅカっぽい、百合っぽいと噂のウテナは最終兵器です。・・・と思ってたら、全体が大きく3部に分かれてて、最初が女の子と女の子、次が男の子と男の子、そして最後は男と女でした。最初はほんわかイイ気分で見てたのに、ホモあたりから辛くなってきて、後編は見るたびに精神が削られてました。今みたいに短いアニメだと、1部くらいで終わりそうなもんなのに、長いぶんテーマが広く深くなるっていうの体感できました。でも、まさかここまで手広いとは。少女漫画ってすげーなーと思ったアニメでした。
あとマンガが動いてて綺麗でした。今流行りのリアルな人っぽい形のものがアニメで動いてるのにはあんまり興味ないんですが、マンガ絵が動くってすごくね!すげーよ!と童心に帰ってしまうくらいマンガ絵が動くのが不思議で大好きです。ウテナは綺麗な形が綺麗に動いて、見てて幸せでした。人間失格くさい発言ですが、絵が見たくてOPとEDが飛ばせなかったです・・・。決闘シーンとか、あの少女漫画絵でザクザク動きまくるのがすげぇぇー

音楽がJ.A.シーザーで合唱曲だったり、演劇っぽい演出が綺麗だったりとか、39話借りて見る価値はありました。車と男の暗喩とか、お姫様の話とかそこそこ頭使う面白さもあって、すっげーわくわくしながら見たアニメでした。劇場版よりテレビアニメのほうが好きでしたー