試写会・妖怪大戦争

ネタバレ皆無です。

生まれて初めて試写会に行きました。
公開前の映画を、抽選で選ばれし幸運な人々のみが楽しめる、超レアチャンス、それが試写会・・・(今日これは誤解でだったとわかりましたが、それはまた後ほど)
その超レアな機会に立ち会えた映画は妖怪大戦争
引くな!逃げるな!これはネタではない!「さくや妖怪伝」に麦茶を吹いた人間のリベンジであり、思わず期待をかけすぎたあまりに、思いは行動して示せとばかりに明らかに子ども映画なのに20過ぎて試写会申し込んでしまった大人気ない行動の報告である!
随分えらそう(えらくない)に始めてしまいましたが『妖怪大戦争』といったら、このブログ読んでる方々は、お笑いの方が沢山出演してるとか、水木しげる、京極、荒俣、宮部、というビッグネーム以上に、名作シューティグゲーム「ぐわんげ」「エスプレイド」のキャラクターを創った井上淳哉氏が妖怪をデザインしている一人だということをご存知ではないですか諸兄諸姉。異議は認めない!知らなかったらこっそりはてなリンクをたどって今すぐ勉強ハイ!・・・と思ったらリンクがねぇ!
すいませんがグーグルで検索してください。(下手)

ということが大きな原動力となって行きました。観てきました。まずチケットもぎの方の対応が100%子ども対応モード。弾んだ声音と笑顔がまぶしいぜ。会場内は親子連れがほぼ占め、汗をしっかり吸い込んだスーツでいた自分は異分子でした。あと老夫婦何組か。で、重大事実が判明したのですが、前説を聞くと、新聞を購読してる家庭に券を配ったっぽい。試写会も同会場で3回くらいやるみたい。希望者は全員もらってたのか・・・夏休みサービスなんでしょうね。

初めての試写会でワクワクしてましたが、上記の説明にはちょっと過大申告がありまして、さくやと同じノリの映画には金払いたくねぇな・・・と。過大申告し過ぎにも程がありますね!楽しみにしていたことには嘘はないんだけど、いかにも角川夏のジュブナイル映画の宣伝のかんじとか、キケンな気配を察知せずにはいられないじゃんよ。

で、詳しいことは書かないですが、これは金払っても観るべき。
食神とかストームライダーズに劇場で金払ってもいいと思う奇特な人でなくても、払ってもよいと思います。巧いですよ。巧いとしか言えない。今が一番面白いかんじのノリが巧く作れてるんではないか。
で、同時に伝統的な日本の夏の娯楽映画です。今夏といえばスターウォーズもいいけど、いつの間にか、日本映画よりハリウッド映画のほうが説教臭さを前に出してくるようになってたんですね。娯楽は娯楽でいいじゃーん、という気分が最後まであるのは天晴れであります。やっぱ楽しいもんはいいよね。
で、一番大事なところは、楽しいこと。それがさ、楽しかったんですよ。
さくやの妖怪ミュージカルにノれずにいたたまれなくなった人は見に行け。

あと美少年好きは行け。