食べ物

他人の不幸は蜜の味
前半の深刻で平凡な単語と、後半の華麗な修辞の距離が、そのまま不幸な人と相談相手の関係を表現している名言です。


× ラーメン、マヨネーズ、外国のグミ、ホワイトソース味のもの、中華丼、チョコレート、菊水ふなぐち、めんたいこ、ケンタ

○ カレー、しょくぱん、ビール


ここ最近でおいしかったものリスト。マヨネーズと菊水が不味いのにはマイッタ。ちょっと前と味覚が変わってびっくりな日常。
おもしろいけど、経験が役にたたずに、おいしさの期待値を裏切って麦価で、なんだろう、新世界とか第二の誕生とか、そんな気分です。
好き嫌いないので、別に食えないわけじゃないけど、三食中華丼でもいいくらい好きだったのに、オイスターソースベースも和風あんかけもあんまりうまいもんじゃなくてマイッタマイッタ。


自分の不幸はあんまりおいしくないので、ああ、誰か、おいしいかんじにならんだろうか。

と思っているような私には、 人を呪わば穴二つ という因果を説いた名言がジャストフィット。
というわけで、+−相殺すべく、今まで食べたまずい物でも。
そうね。
湿気てて不快なときは、不快な話でも思い出すに限ります。


新聞の料理エッセイ欄に、きゅうりの冷スープとかいう、こじゃれたものが載ってて、食べたときのほのぼの思い出とともに、とってもおいしそうなイラストがあったわけですよ。作り方は簡単。今でも空で覚えてる。

きゅうり1本
コンソメ1個
ヨーグルト200gをミキサーで混ぜるだけ。





げろ味だったので、みんな作るなよ。
小心のほとんどを占める強い猜疑心のおかげで、半分の量しか作らなくてよかったです。
でも、半分とはいえげろ完食の敗北感のおかげで忘れられないレシピです。何もかもどうでもよくなったときに、作って食べるといいかもしれません。
そして、今食うと、案外うまいんじゃないかと思っている夢見がちな私。