『風が強く吹いている』三浦しをん

イェーとうとう、しをん小説デビューだー
エッセイ読んで、好きって言ったら負けのような気がしてたんで読んでなかったんですが(そんな理由)、箱根駅伝だって言うんで、前から読みたかったのでした。


感想
キレイな男の子たちでした。
期待してたような、重いものぶんぶん振り回すような勢いはなく、こう、かろやかにキレイなスピード感の小説だったなぁ。最初の頃の、文章中に結構見慣れない比喩が多く挟まってて、装飾きらきら小ぎれいなかんじがして新鮮だったけど、最後のほうになるにつれ、速い展開になるせいかありきたりの普通のよく知ってる言葉で綴られていくように思えたのは、自分がウッカリ読み急いでしまい、読み落としたのかも。

箱根駅伝がドラマチックだということは、よくわかったので、来年は応援しに行きたくなってきました。箱根行きたいです。