ビッグ・フィッシュ

朝の4時くらいにエンドロールとDVDメニューだけ見たという妙な思い出がある映画。やっと本編を見ましたよ。
おもしろかったー。無毒なティム・バートンが、こんなに面白いなんて。毒がなくても面白い、味が強すぎなくても面白いって、B級じゃないってことかースゲェー

お話をすることについての映画で、会話じゃなくて「お話」。この映画自体が、子どもの時にお話されたときに感じたような不思議な信頼感というか、ノスタルジアの一種の空気に満ちていて、とても心地よい。
これを奨められた私は、どんだけ夢見がちスメルを匂わせていたのか!
幸福なお話の中に生きることも、できる、けれど、そういう人は数少ないだろうなーと思います。幸福な話を好きになるって、それ自体が、幸せなことだと思う。