『猫のゆりかご』カート・ヴォネガット

SFとも、現代アメリカ文学とも言われて、そのどちらからも傑作といわれているらしい。
翻訳読んでる気分が、たっぷり満たされるいい翻訳本でした。アメリカ!アメリカ!
構成がとても変わっていて、現物をぜひ読んでとしかいえないんですが、軽く読めるのに、重くなったり悲しくなったり嬉しくなったり懐かしくなったり、忙しい。無理なく超詰め込むことが可能な、不思議な構成してます。さらっと読めたのに、面白かったです。ああ、黒死館でがんばるんじゃなかったぜー