『蒼ざめた馬』ロープシン

テロリストの話。理想主義とか社会主義みたいなものは、若者をとらえるロマンチシズムとポエジーに満ちているという。大ハマりするってことだと思うけど、ハマるとやることがテロとかアジテートとかになるから大変だよなぁ。昔のロシアの爆弾テロリストの日記体なんだけど、読んでると超若い。ジャンプ読んでるときくらい年の差を感じました。問題はそこじゃないですが。
そして、この本が翻訳されたのは、大正で、当時の社会主義者なんかも読んでたらしいよ。みんな若い人だったんだろうな。いくら昔にも、若い人はいたんだよなぁ。

構造主義とかシュールレアリスムみたいなのが、ちょいとひねた若者を魅了するのも同じ理由かもしらんね。