『人形の家』イプセン

超面白い。短いのにすごいや。女性解放、の四文字で済まされがちですが、それは一つのエピソードであって、何か魂の変質を書くためのネタに過ぎなかったです。しかも何人かの人間が心変わり、関係の変化を同時進行。そのわりに不在の人間が多いとか、技巧的にもへーってかんじなので、古いのになんかすごいや。名前だけ知ってても、中読んだらたいしたことなかったり、意外だったりしますが、これは意外すぎました。