『父っちゃんは大変人』『マンボウ響躁曲』北杜夫

A型ってやーね、みたいな。傍若無人な作家と旅行して心配しまくりな欝A型話と、鬱屈した成金が独立国をつくってアホやらかす話。格調高さも深遠さもカケラもなくて、病気ってやーねwくらいのスタンスで読めばいいんだけど、躁っぽい人の、まじ想像を絶する絶望的な恥辱な気分とか、1秒先は何も考えてない瞬間の狂ったような使命感とか、垣間見えてやなかんじもオススメ!しません。とりあえず、こういう本が娯楽だった時代もあるんだなー くらいで。