『人はなぜ憎むのか』ラッシュ・ドージアJr

恐怖と憎しみがなぜ生まれ、あと目的意識なんかのこころや社会なんかと結びついたとき、どうなるかっていう本。
ただ、著者がニュヨーカーってかんじのアメリカンな偏り方なので、憎しみに対抗する方法、にそんなギャップを感じて憎しみはなくなんねーんだろうなー 憎しみって文化だよなー とも思いました。でも、なぜ世界を二つに分けて認識するか、とか、興味深い話ではありました。
コレ系の、本が好きなのは、私自身が憎しみで破滅したのでなんか読みたくなってしまうのでした。はてなの日記タグに、[憎しみ]タグでも作ろうかしらーってぐらいそれ系結構読んでました。『心臓を撃ち抜かれて』『冷血』『現代殺人の解剖』はなんか滂沱泣いちゃうわい。