その1
極限状況の人間ドラマや、極端な性格のキャラクター同士によるトンデモ展開とか好きなんだけど、それって、ホラー映画作る人が本当は血がどろどろとかすごい画映したいんだけど、お金ないから人でも映して時間をつぶそうー ってやってるときの時間的な人間関係なのかも。
私は本当の人間関係に興味があるんじゃなくて、人間関係を描こう(時間つぶしに興味引くように)って、描かれた作品が好きなのでした。たぶん。
一番映したいのは人間ではない。

その2
この前現代アート見に行って、いまいちだったんだけど。
いまいち私が誤解していたのが、現代アートって発信じゃないんだー ということでした。そりゃ発信オンリーだったら全体主義下のアートかっていう。どうでもいいけど、中国の現代美術館に行ったことあるけど、それはもうがんがん発信してました。強烈だった。

内向的、物語を確認する、みたいな、発信の対極にある世界を見せられてるって感。
アートの文脈っていう言葉があるけど、世界とか作者の外側の文脈に、アートっていう方法で関わったよーっていうことなんだろうか。
その方法でしか関われないっていう飢餓感があるほうが好みでした。余裕がある人は、アートじゃない方法で世界との接点あって、文脈を織ることに関われてるんじゃないかな。

なんかこのへん、頭いい人がまとめた本がありそうな気がする。