『夏の涯ての島』イアン R.マクラウド

郷愁ではなく、思いででもなく、でも感情を描くっていうかんじでしょうか。設定ありきの作品っていうより、SFの設定でないとこの感情が書けないっていうタイプの作品。
新しめのSFっぽさが存分に楽しめました。この前読んだスタージョンとかと比べると、確かに新しい時代に書かれた作品なんだなと思います。書かれる世界が、未来でも過去でも。SFって不思議だよねえ。