『スワヒリ語のしくみ』竹村景子

いろいろと違いすぎて最早SF。こういうしくみで、認識して思考してる人間がいるんですね、不思議ですね。今年一番マンゴーという言葉を読んだ気がします。
果物とか、細くて長いものとか、そんなかんじで名詞にグループがあって、女性名詞とか男性名詞みたいにつづく動詞が変化するとかだけでも目からウロコ。しかも動詞だけじゃなくて、なんかくっつくいろんな言葉が変わるよ、みたいな。こんな、あやふやな説明してるあたり、読み物として面白がれども覚えてはいないので使えないのでした。
最近、イタリア語のしくみって本も読んだんだけど、英語ってとりあえず生活上の意思疎通とかするくらいに使えるようになるまでの語彙が少ない言語なんだなと思いました。

高校くらいの国語の教科書に日本語は相手に合わせて一人称の言葉を変える〜みたいな話があって、日本語は豊かな表現の言語だって話しにしてたけど、てめー 外国の言葉って一人称にあたる文法なかったり、動詞が状況に応じて変わったりしてるんじゃねーかこのやろー、と、ふと思い出してなんか執念深い怒りを覚えるのでした。

今何も興味がない状態なので、こういうレアっぽい本でもとりあえず読み通せてしまうという状態なのです。