未知との遭遇/宇宙人ポール

未知との遭遇を見たことなくて、いい機会なんで早稲田松竹で二本立てを見てきました。
経年劣化で赤みがかってますっていう注意書きがあったけど、尋常じゃない画質で時代を感じました。すさまじいノイズと赤変で、宇宙がセピアになってて不思議な気分。映画館っていいねぇ。
話が希望にあふれてて、なんか今の映画と違うなーと思います。社会からはみ出してしまったものが何のペナルティもなしに救われて、しかも圧倒的な労わりというか愛が画面外に向かってあふれてて、もう泣くしか。美しい映画でした。

宇宙人ポールは2011年のSF映画で、未知との遭遇が大事なオマージュになってました。先に未知との遭遇を見ておいてよかった。2本立てありがとう。SFが流行ってた時代への追憶や郷愁込みなので、あの画質の未知との遭遇を映画館で見られてよかったです。
いい体験でした。
映画館っていいねぇ。

あ、そうそう宇宙人ポールは、ショーンオブザデッドのコンビの映画なのでよいコメディです。ショーンはワープアの心に響く映画で、こっちはオタクを慰める映画なのでオタクは見るとよいよい。なんかもうアメリカもオタクってこんなんなんだね。