ジーザスクライストスーパースター

映画館に見に行きました。こんどDVD発売になるやつの劇場先行上映。音楽映画なんで、大音響で気兼ねなく見られるっていいもんですね。
四季版だとあんまりロックじゃなくて(いろんな意味で)、キリストの生涯ストレートプレイかよっ、てなかんじの演出なので、このバージョンみたいな完全に現代のデモ運動に置き換えるとか、ダブルミーニングになってる演出でやるほうが好きなのでした。
あと、最初に見たのが砂漠で踊り狂う映画版なので、ジーザス見る目的って、狂気を体感したいがために行くようなもんですよ。
で、これは今のところ、暫定3番手でした。荒野でなんかエライことになる映画版がすべてにおいてかっ飛んでて、次がユダがホモで気持ち悪いのがポイント激高なキリストがマッチョな舞台版のDVD。他にも映像ソフトあるんでしょうか。
ユダがイマイチ何やりたいのかよくわかんなかったんですが、あれかな。マリアがちょっと好きだったのかな。いろんな演出があって、怒涛の展開でそういうちょっとした人間関係のいざこざ駆け引きが全部運命に押し流されるカタルシスで、やっぱ大好き。
でも、クライマックスのユダのオンステージが、ちょっと地味だったからか満足度が薄いのかも。なんか最初から派手目な人だったし、駝鳥の羽背負って編みタイツくらいはいてほしかったです。