小児科

小児科について徒然。何軒も小児科が周囲にあって恵まれた環境です。しかし、それゆえの悩みも…

・S小児科
市指定の大きな小児科で病児保育併設。
混む!ものすごく混雑した待合に2時間くらい芋洗いなので、できるだけ行きたくない。感染症の検査やってくれるので保育園の先生に激プッシュされるけど、遠いし、他の病気をもらって帰ることになること必至で、精神力がガリガリ削られるので行きたくない…。
常に不機嫌な先生。行くとなにかしら怒られるんで滅入っちゃう。。他の小児科にかかっていると以降の治療はしてくれない…後述のK小児科の処方に激おこ。「どこ!救急?!こんなん飲ませたら効かなくなるよ!!!」そこを素人の私に怒られてもな。
まるでヒヨコの鑑別のように子供に反撃の隙を与えずに手早くノドの診察などしてくれるので、腕はたしかなことこの上なし。しかし私のテンションが低いときにはお話したくない先生。周辺の小児科がお休みの日はここしかやってないので、急を要してつらいときほど通うことになる…


・K小児科
6ヶ月検診は30秒で終わったマシーンのような先生。感情が無い。何の症状でも「おなかにくるカゼ」の診断になるので、登園禁止になる病気疑いでどうしても明日は仕事が…みたいなときに行く免罪符的場所。保育園の先生ごめんなさい。当然、午後お迎えコースになるけど。もしかしたら先生は保育園登園禁止をわかってて診断名つけない人なのかもしれない。
空いてて、いつでも予約無しで予防注射のできるのはありがたいところ。注射がものすごくうまくて子供が泣かない。
だがしかーし、もらった処方はほとんど薬剤師が確認のコールバックしてるので、本当に薬飲ませていいんだろうか… 暗に飲ませないで様子を見てね、もしくは堂々とこれは飲ませなくてもいいんじゃないかしらと薬剤師に言われることが多くて難しい。


・U内科
診療科の一番最後に、「小児科」とあったのでお試しに入ってみたところ、小児患者がレアなせいか、おじいちゃん先生が優しい。近隣で唯一優しい先生。おじいちゃんなので処方箋が手書きでちょっと驚き。院内はカルテが足元まで山積していて、私が子供のとき行った病院みたいな雰囲気。慢性疾患と往診や老人ホームの嘱託がメインの様子で、人当たりよくてとても優しいお言葉をかけてくれるのがありがたすぎて、看病で参ってるときには本当にありがたい。というか、看病してる人も参ってるんだなって、ココ行った後に明らかに私が元気になるんで気がつきました。
腸の専門医だから下痢したときはここが一番対応巧いし、積極的に通いたいところですが、内科メインで、やさしくお話してくれる先生だからじいさんばあさんの患者さんで混みまくり、午後の診療時間は大幅にズレこむんで、いつ呼ばれるか予測立たない2時間待ちがザラでつらい。


番外
・H産婦人科
出産した病院。週2日だけ小児科をやっており、全くタイミングが合わないので、もう通ってない。昭和レトロなザ・病院っていう病院でして、院内調剤でおばあちゃん薬剤師さんが粉薬を薬包紙に手包みしてくれる。当然ものすごく回転は悪い。


自分の病気だとこんなに病院巡りしないんですが、同じ症状でも先生によって診断も処方も違うんで、病院ってこんなに違いあるところだったのかと驚き。まあ、私も誤診されて別の病院行ったらマイコプラズマ肺炎だったりで、後医は名医いうのを実感としては知ってるわけですが、それにしてもお医者さんも人間なんだなあと思います。もらった薬も、素直にそのまま飲めなくて、ネットで調べてみたりするようになってしまいました。こういうのって権威を疑うみたいで、なんだかいやな気持ちもしまして、弱ってるときは全幅に信頼したいんでつらいところです。
すぐに医療にかかれることは本当に恵まれたことだと思います。しかし、生死に関わるような病気で病院かかるようなことがあったら、できるなら別の病院にも行ってみるっていうのは悪いことでは無さそうだと思いました。