動物キャラがたっくさんこれでもかっていう豪勢なCGで出てきて、カワイイ動きに、歌って踊ってエンタメ要素バッチリ。おもしろーい たーのしー
しかし、想定される視聴者の知的レベルが高いっていうか、頭を使うことを求められる。大人でもかなり頭使う。考えるのやめちゃダメよって。オタク的な考察ではなく、もっと現実に反映される類の思考。
差別についてこんなに攻めてる内容とは思っていませんでした。ユートピア…事件は解決するけれど、世界のあり方が解決したわけではない。そのさじ加減が大人で、めでたしめでたくない。
それは理想郷への道のりではなくて、ナマケモノが交通局に勤める非合理も受け入れて、よしってすること。適材適所を突き詰めて、社会的な無能は排除するというのが、とても有効で実効性のある手段だと知っているけれど、そうではない形を良しとしなければという価値観。フェスは最高に楽しい。でも日常は続く。
男女の関係も、おまえら動物だろっていうもっと即野性的にさあ！とか妙なツッコミしたくなるくらい、繊細でオッシャレーでした。
私なんぞはけがれたオタクなので、ものすごく性的なCGだなあと思いながら見てました。（余計な追記）
誰しもが当事者だよ、ということなんだと思いますよ。なんかいいこと言って締めたいと思います。
