『孤独なバッタが群れるとき―サバクトビバッタの相変異と大発生』(フィールドの生物学) 前野ウルド浩太郎

重い本読んでて煮詰まったので、面白博士シリーズ〜
事実は大変に面白いけど、文章がちょっと不安定。そこもきがくるった博士で面白いんだけど。バッタとイナゴの違いなぞ、この本読まなきゃ一生気にしなかったし、写真のキャプションが素直に狂っていてよい。

同じくきがくるった博士シリーズの本の『裏山の奇人 野にたゆたう博物学』の博士は、研究室のPCでエロゲやることで愛の対象(♀)を省エネゲットできたので、クラブ通いや大学デビューすることもなしに、研究一筋ができたのだなと。しかも超大量にエンタメのテキスト読みまくってるんで、あれだけ面白い文章書けるようになったんだろうなと… 単に私に馴染み深いテキストだから面白いのかもってことでもありますけど。いやでも、クラブ通いとかしてないと南米とかアフリカとかで踊り狂えないから、必要な経験だったのかも。虫の生態と同時に、若い博士の生態が面白かったです。