2007-04-04から1日間の記事一覧

『火山灰地』久保栄

働くのが全く嫌に(略前から読んではみたかった戯曲でした。何がすごいって、セリフがものすごい。皆同じ言葉をしゃべってるわけじゃなくて、全く違う境遇の人達が同時に出てくる。キャラの立ち方が尋常でない。リアル。火山灰地の土地改良を研究する農業技…

『志村夏江』『死んだ海』『白夜』村山知義

なんかモダーンな人かと思ってたら、社会主義っぽい演劇の人でした。読んでると、働くのが全く嫌になるぜ・・・なんで働いて金をもらうことがこんなにも辛いことが起きるんだろうー ううー辛いよー辛いよー白夜っていう社会主義者からの転向をする小説に出て…

『海に生くる人々』葉山嘉樹

4月にプロレタリア小説。なぜにどうしてこんなチョイス・・・働く気がなくなるぜ・・・ 搾取されている船員が、ストライキを計画する話でした。以下引用 それじゃ、勝手に下船して行ったらどうだったい。だれが、いつお前に、どうぞ下船しないでくださいと頼…