2018-05-08から1日間の記事一覧

『笑う月』安部公房

自分の創作に関するエッセイなんだけど、作品どおり危ない過ぎて、危ない危ない。夢と現実、狂気と日常、同じものを見る二つの側面が目まぐるしく入れ替わるキレ味で超面白かったです。 読んだ後に、なぜだか語彙が増えるかんじの不思議な刺激があるので、買…

『心の病に挑んだ知の巨人』山竹 伸二

自分が精神の病に近接っていうか渦中っていうか、興味ある領域なんで大変面白く読めました。明治から、日本の精神医学の著名な5人の業績をコンパクトに紹介。いや〜勉強になるなあ。っていうか、治療への抵抗として「知的作業にしてしまう」が指摘されてて…