発売日に買いました。DQ4はゲームの思いいれもありますが、初めて買ったCDがDQ4なので、2005年の今の録音技術で素晴らしい演奏ーっていう期待しまくりでありました。
で、新録音の都響版。きめ細かく、派手になってていいかんじ。音質もですが、音色が派手であります。派手さならロンドンフィルのほうが派手なんですが、中庸をいくような。とくに楽しいカジノは聞き易かったですよ。
N響に耳が慣れてたけど、聞けば聞くほど味出るかんじですよ。
緩急の付け方はN響よりゆるくて、強弱はN響よりいきなりなかんじ。音質のせいもあると思うんですが、N響の流れるようなかんじよりも、ザクザク切れるかんじあります。
「〜かんじ」としか表現できないこの筆が憎い。けど、そんなかんじ。
それから全体的にN響比、テンポはわずかに遅めなのか。勇者の故郷は速い気がする。でもN響のコピーしてもしょうがないんだし、これはこれでよいものであります。
でもでも、栄光への戦いと馬車のマーチみたいに激しい曲は、N響のほうが躍動感あるように感じました。つーかN響が狂ったように速いんですが。N響の馬車のマーチは勇壮を通り越して悲壮というか、夢に出そうな鬼気迫る演奏なので、勇敢な馬車のマーチを聴きたい人は都響がオススメであります。
ああでも、同じ曲なのに、こんなにも違う演奏になるもんなんだなぁー。当方クラシックは全然わかんないのですが、CDたくさん買ったり、同じ曲の演奏会聞き比べる気持ちがちょーっとわかったやもしれません。
うむ、ファンなら両方買っておいていいんでないですかね。私自身がどちらか選ぶならN響ですが、N響は聞きまくってる思い出もプラスなんで、どっちもいいCDだよということで。
