ジーザス・クライスト・スーパースター

あんまりにも見たくてしょうがなかったので、北米から通販しました。
いきなり。

ではなく、ビデオ探したり、LD買っちゃおうとか考えてたんですが、定番商品なのかDVDがご当地だとすごく安いんですね。

舞台版のほうは日本でも発売されたのですが、売り切れて久しく復刻の気配もないし、映画はビデオパッケージでさえ結構なお値段で取引されているようなので、輸・入。ゆ・にゅ・う!


DVDのリージョンが違うので、見るまでまた一苦労あったんですがそれは置いといて、ジーザス堪能しました。

映画版、初めてじっくり見られました。
テンション高!
油断していると、スっと真に迫ってきます。歌でミュージカルでお芝居なのに、リアル。
ガリガリでちょっとロンパってるジーザスの金切り声は、いい。
寺院で大暴れのシーンは、昔見た思い出をはるかに越えて破壊しまくりでした。↓のジーザスはテレビ一台しか壊してませんが、こっちのジーザスは目につくもの全て殲滅。砂漠ロケもそうだけど、こっち基準のリミッターをことごとく飛び越えていって爽快です。
ジーザスクライストスーパースターは、なんと言ってもユダです。歌って踊ってオンステージ。



2000年の舞台版、新しいので、音がよかったです。ユダがハゲでエロいのがたまりません。
余談ですが、敵がみんなスキンヘッドで、ジーザス側が髪の毛フサフサで、ユダが後退気味なのは演出なんでしょうか。(多分違う)
これこれこういう理由で、避けられない破滅に向かいますよ〜って段取りが進むのが辛い話ですが、舞台版は積み重ねられた経緯で段々崩壊していく様、映画版は、それまでの経緯を忘れさせるような一瞬の激情、変化がよかったです。

記憶の中でほっておいたらかなりマイルドになっちゃってたけど、今回見直したら随分印象が新しくなりました。
話をウロ覚えですましておけばいいような映画じゃなくて、映像や音楽そのものが強烈で、生々しく印象が書き換えられるような類の映像なんで、DVD買ってよかったです。