『SF英雄群像』野田昌弘

SF!
SFの歴史っぽいかんじの本。ですが、文章がやたら古風で、いつの本だよと思ったら、出たのは昭和30年代後半とな。すごく昔の本でした。ひねくれた感想が皮肉たっぷりの評論本じゃなくて、SFが新鮮でワクワクしてる時代の本なのでした。未来なのに古きよきSF&それを純粋にわくわくしてる筆者、ということで読んでて気持ちの良い本です。
初めて知ったけど、スペース・オペラって、西部劇=ホースオペラが転じてできたそうで、前やったゲームのワイルドアームズは西部劇かと思ったらSFになってえらく驚いたモンですが、そんな目新しいものじゃなかったんだなぁ。