アリとキリギリス

遊んでばっかりいるとロクなことにならないキリギス。秋の足音でだんだんと数が減っていく仲間を見ながら、今更働くすべもなく・・・ってどこの夢追いフリーター。どこの浅草の空気にだいなしにされた人生の昭和ボードビリアン
キリギリスが音楽家ってのも的を得ていることだと思いまして、創作と遊びってイソップさんのたとえとおりに表裏一体。でもアリは冬にグータラできるけど、歌も歌えないし、多分キリギリスの音楽聴いてたり、本読んでたりするんだ!
ひどい!キリギリスかわいそう!

でも、やってることはキリギリスなのに、夏のキリギリスが鳴くような無心に遠い。ただ遊んでゆるくなってるだけと、よく遊んで充実してるときの違いが、今わからなくなってます。自棄な遊び方はすぐできるんだけど、それって遊んでると基本的につらい。
最悪なのは、自分がキリギリスだと思いこんでキリギリスと遊んでたアリだと思うんだよね。実は歌えないとか。



今アリンコみたいな気分なのでした。まぁ夏も末なので。夏も末なのに、なんか何もかも半端なまんまです。アリもキリギリスも、毎日を大事に。
ぐんまこんちゅうの森のライブカメラをぼーっと見てたら、今雨ふってるだけかもしんないけど、夏の間あんなに虫がいたのに一匹もいなくて、なんだか焦燥に襲われてしまったのでした。