『遊びと人間』ロジェ・カイヨワ 多田道太郎、塚崎幹夫訳

今年テレビゲーム関連のweb上のテキスト読んでて、名著ってことで一度ならず名前が出てきたので読みました。遊びたいけどなんとなく遊びきれないばかりのここ数年だったので超面白かったです。卑近なとこでは、テレビゲームに落とし込みされた、遊びの基本要素のルールや自由といったとこや、難易度や課金要素なんかに思いをはせるんだけど、なんかそれ以上によかったなあ。ゲームについて魅力に思うとこって、より遊びが抽出された形への関心だったんだなと思います。自分で当たり前だった、まじめと遊びを対比した価値観とか見直しちゃうよね。
で、
より豊かに遊ぶことも生きてくこともできるようになると思う。

あとがきが大学の講義みたいに、このテキスト丁寧に解説してくれるので本当いい本でした。通しで読むのは大変だけど、あともう一回は人生で読みたい。