『少年キム』ラドヤード・キプリング 斎藤 兆史訳

大インドのエキゾチックが、読んでて超楽しい。情景描写の熱がすごい。
イギリス人少年が含蓄ある話を老僧とする〜みたいな紹介読んで読みだしたもんで、意外に大冒険エンタメしだして面白いし、文章自体も非常に面白いし、悪童キムの胸躍る冒険譚かと思いきや、おいおいこれグレートゲーム(英露諜報戦)ですよ。007だわ。というかこの本が出展だそうです。知らなかった。
痛快大冒険小説でした。