『焼肉大学』鄭 大聲

焼き肉大学読んでる間、焼き肉屋に行かない時間に抱えるストレスが凄まじいので、焼き肉食べられない状況の人間は絶対に読んではいけない。禁じる。

昨今パワーワードっていう言葉をよく目にするようになりましたが、こんなに胃袋を直撃ジャブしてくる書名があるだろうか… 今日の昼は冷凍うどんに卵落として食べる予定だったけど、手は勝手に会社近くの焼肉屋を検索しているのでした。ワ〜イ

焼肉のすべてを、モランボンのジャン開発者が語る。全てのページがうまそうなので、もうだめです。早く焼肉屋に行くしかない。肉食料理の歴史文化の雑学から、もちろん美味しい食べ方や、レアな部位の食べ方とか、焼肉屋はどこだ早く食べたい。
薄切りもね、ケチじゃないのよ。そもそも使役牛食べる歴史なんだから、美味しい調理方法だし、いい肉こそ脂と肉のテクスチャを味わうために薄い味のタレで… 焼き肉屋さんに行こう今すぐ行こう。


牛の胎児を刻んで生で食べるセキフェっていう料理について、他料理と同じように美味しさとか文化とか解説する中で、肉食文化ならおよそ食可能な部位は全て食べることに合理性と倫理があるってこと強調してて、そうじゃない感覚ってのもあること念頭におかれてるんで、だよなあとか色々思ってしまいました。じゃあ食べずに捨てるのがいいのかっていう問題。ただ、昔々に屠殺したら胎児いたから食べるっていうケースの正当な理由感じると同時に、胎児食べるために育てるのはOKかは、溝を思ってしまいました。でもつきつめれば家畜なんだからいつか食べる肉を、いつ食うかのタイミングだしなあ… 豚足なんかもあれ足の形が生々しいから日本でメジャーにならないんだろうなあ。

肉を食べるっていう意味まで再考させる…とか書いてますがそんなことはもうどうでもいいんだ早く焼き肉が食べたい。

肉うめー!!!