2007-06-06から1日間の記事一覧

『ナルシズム』中西信男

古本屋で立ち読みした、ふるーい新書。20年前の本ダヨー サブタイトルが「天才と狂気の心理学 」なんだけど、ホモ蔑視だったり、古い。 でも、それを踏まえつつも、タメになる本でした。 いろんな創作動機に、ナルシズムっていう心理が絡んでるよという本。…

『骨の肉・最後の時・砂の檻』河野多恵子

女こえー。これ読んで、まだ女が好きって、男は大変だよなぁ。 うまく言えないけど、女性の妄想ってすごく自然で生理的な普通のもので、それを使って、普通に生活して年とって生きてる。男にとっての妄想がエスケープっぽいならば、この小説に書かれた女にと…

『カメレオンのための音楽』カポーティ

話が面白いとか、オチが面白いじゃなくて、文章を読むことが面白い。本を読むことが面白い。 カポーティ超スゲー。 とかアホなことしか言えないくらいスゲー。文学っていうのは、話が面白いとかじゃなくて、書いてある文章が面白いってことなんだなーと思い…