チャッピー

泣いた泣いたものすごく泣いた。ロボットがいじめられる。かわいそうで、もうこれだけでダメだ。そのあと、お母さんに慰められる。もうだめだ。涙が止まらない。
ごく近い未来、南アフリカに配備された警察ロボットが意識を持った途端、いろいろあってギャングに育てられてしまうという話。

ディティールはハリウッド大作でものすごい潤沢な質なのに、描かれることがとてもセンチメンタルなある種の美意識優先して、その他はいろいろ雑なので、普通はB級映画でしか味わえない視野が狭くて耽溺できる濃密さがありました。ハマってと脱水しそうなくらい泣いてしまいました。
無垢と猥雑さがあふれる画面がものすごく絵になって、よかったなあ。そこに子供じみた音楽流れるのもすごくよかった。