『ニワトリ 人類を変えた大いなる鳥』アンドリュー・ロウラー 熊井ひろ美訳

酉年だから読みました。ん、今年の干支鳥だっけ?
種の誕生という自然史や、交易や社会史、医療に民間信仰にと、超幅広い鶏雑学大全で内容は紹介するより読んでもらうしか。雛識別とか、意外に日本の話題が多い。雛識別がほぼ日本人特有みたいな職業で、アメリカの日系人排斥で業界が困った話とかへえ〜でした。皇族が鶏研究してたのは知らなかったなあとか。鶏の進化論論争と人種問題、それに黒人や女性の収入源であったこととか、社会史方面が興味深かったです。

無性にフライドチキンが食べたくなって、読んでる期間がまんできずにほぼ毎日ばくばく食べてました。鶏おいしー